おかみの独り言「あのね」

dscn5937
2016年12月25日

土瓶敷と彼

この頃の竹田城跡へのお客様は関東の方が多い。千代田区 新宿区 中央区 世田谷区etc.
この65年の人生で、2回しか行っていないあの東京が、近くなった。

今日のお客様も新宿のど真ん中、今風な30代の2人連れ。
食事の案内をすると
「これ、おばぁちゃんの家にある」
土瓶敷を見た彼は叫んだ。

スマートな彼からの言葉はなんか「ほっと」する温かみがあった。
dscn5939
2016年12月25日

元気を出して

私には親しくしている82歳のおばぁちゃんがいる。
彼女は4人兄弟の末っ子。一番上のお姉さんとは20歳も違う。
お姉さんの子供と兄弟のように大きくなったおいと仲良しだ。

先日
「末っ子なんて損だ。かわいがってもらって大きくなったけど、
みんなを見送ってばかりでさみしい」
今日は出会ってすぐに、さみしい さみしいの連発だ。
昨年ご主人とお姉さんを見送り、今は1人で暮らしている。

「おじさん(ご主人)も先に行ってしまうし、兄弟のように大きくなったおいも、
先に行くし・・・」


突然自殺でおいを失った彼女は目にいっぱい涙をためて
「・・・損だ」の話をされた。

私はなにも言えなかった。


亡くなる人 これから大きくなる子 世の中は回っているのね。 
元気を出して こんな笑顔  !(^^)! をこれからたくさん見てもらいたいから
dscn5985
2016年12月25日

こころはいつも優しい

大腿骨骨折の手術をして退院した彼女をお見舞いに行った。
心配していたけれど、歩行器を使って炊事場に立っておられた。

土間の炊事場は今では珍しい。
料理屋さんをされていたのでうちより広い。流しも調理台もあちこちある。
土間は寒くて、冬は大変 同じだからよくわかる。
我が家でも明治の戸棚が現役だ。彼女の所もそうだ。
「お金がなくてこんなに汚いのよ」
「こんなところにとうしてごめんね」
そう言いながら、
「あなたも足痛めていたでしょ。ここに座って」
と椅子をすすめておくれる。

隣でかぼちゃの皮をむいていた口数の少ないご主人も、
「これ持って帰り」と袋にいれておくれた。こそこそとねぎも持って出てきて
新聞に包んでおくれた。どうしたの?と聞くと
「頂いたの」

お嬢さんで育った彼女も今は経済的に困難のようだ。
でも、心はいつも明るい
うれしくて涙が出た。 

ありがとう! 早速たいてお昼のごちそうにしたよ。
dscn5987
2016年12月25日

もう大丈夫かな?

楽天トラベルの口コミに

「部屋の内側からは、一応鍵をかけれますが
外側からはかけれません。
そして探してみたけど、金庫も無い感じだったので
一人での宿泊だと、トイレやお風呂の際に貴重品を持ち歩かなくてはなりません。」

こんな口コミをいただいた。
ご心配をおかけしましたがもう大丈夫かな?
dscn5935
2016年12月5日

オジサンの言葉

電車のお客様には、雲海を見るためできるだけ車を出している。
今日の彼女の足元を見たら、ヒールのあるパンプスではないが、軽い・・・

運転手のオジサンは言った
「そんな靴ではだめだ」とはっきりと・・・

そんなにきついこと言わなくてもいいのに、と私は思った。
でも、彼女は反論しなかった。

しかし、しっかり言葉は通じていた。

帰った後のテーブルにはこんな手紙が残されていた。
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