おかみの独り言「あのね」

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2024年2月7日

ひたすら ごめんなさい。🙇

お客様は30代 仕事 遅く到着 夕食あり 前日遅く予約

「女将さんがとても良い人で仕事できたけど旅行している感じでとても良い

風呂に置いてあるシャンプーやボディソープの受けには穴かメッシュにしないとシャワーの水がたまる。
料理が美味しいので一品一品の説明がほしいな。
ぜひ家族で来たい。
有難う」

お客さんの感想です。夜書かれたのでしょう。

そして朝書かれた続きの感想があった。
「一日中嘔吐している奴がいて最悪 ホテルが悪いわけではないが音がうるさく まったく休めない!!」

この感想を見て私たちはどうしたらいいか考えています。
まずひたすら、謝るしかしかないのです。
建物が木造でふすま戸では音を遮断することができません。
お客様のモラルに依存している部分が多く私たちは反省し、お詫びするしかありません。

前日の感想の中にシャンプーの受け皿のことが書いてありました。穴を開け少し工夫をしてみました。
ご指摘ありがとうございました。

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2024年1月26日

優しいなぁ このお手紙

夜9時過ぎ、突然電気が消えた。テレビも冷蔵庫もストーブも一斉に止まった。シーンとしている。
電話はピーピーピーと泣いている。
でも非常用電源がついているので真っ暗ではない。幼子も年寄りもいないのが救われる。
裏の客室の電気はついているのでとにかくほっとする。

あたふた慌てて玄関先のブレーカーを確かめたがわからない。誰もパニックになっている。
電気で困ったら平石電機と決まっていた。かかりつけ医みたいなものだ。
でも今は、会社をたたまれている。
「片岡さんに電話をして!」と私は叫ぶ。彼は平石電機にいるとき担当のように来てくださっていた。
今は退職されて悠々自適の生活をされている。こんな時間にと思うが切羽詰まっている。
悲壮な声を聴いて、お風呂に入っていた彼は電話で適切な指示をしておくれた。

何とか電気が通じあちこちのモーターが動き出した。生きている。生活全般生きている。
暗さの怖さも知った。

やれやれ思っていたら、
「お湯が出ません」とお客様が飛んでお風呂から出てこられた。
停電の影響はボイラーにも出ていた。
「奥さんは?」「湯船の中でじっとしているわ」
今度はお客様を巻き込んでボイラーの周りを言ったり来たり
ああでもないこうでもないと・・・

電気がついたので停電の原因はボイラーではなさそうだ。
試しにリセットボタンを押してみた。動いた。😥やれやれ

ボイラーだけは母屋の電源と連動していたようだ。

お客様には申し訳なさでいっぱいだ。「ゆっくり入りなおしてください。」と
言ったものの、明日の朝早い出発のお客様には、もう出会うことはない。
どうしたらいいのかわからない。とにかく手紙を書くことにした。
お詫びの手紙と一緒にドーナツをドアの外に置いた。

あくる朝、お部屋にはこんなうれしい手紙が残されていた。

「本日はありがとうございました。
お風呂をお借りした際、お騒がせしました。
無事、温まらせていただきました。ありがとうございます!
ドーナツ🍩美味しくいただきました。
またぜひ来させてください!! 無事起きれました!
ありがとうございました!!

いってきます!!!」








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2024年1月26日

うれしい出来事2つ

① お客様のお部屋の感想

料理とても美味しかったです。
お手洗い、お風呂を含め綺麗(清潔)で良かったです。

洗面台からお湯が出ると良いかと思います。
ちなみに周辺を含め自販機がないのは景観条例等の影響でしょうかね。
あると良いかなと思います。
5点満点中 4.999・・・点でした

② シャコバサボテン

5年前近所のお店から綺麗に咲いたシャコバサボテン
を買った。
毎年いっぱいのつぼみをつけている。楽しみにしているのだが、
いつも🌸花が咲かずショボショボとした姿になり落ちてしまう。

昨年はカメムシの大群が発生した。いつまでも暖かくやはり異常気象を実感した。
そのせいか我が家のシャコバサボテンは珍しく花を咲かせた。
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2023年10月4日

ベルギーからのお客様

YAMAHAの大きなバイクで訪れた彼女たちはとてもチャミングだった。
彼女たちはフォトグラマー。写真は世界で活躍している女性のポストカードの1枚
https://truihanoulle.be/move-she-does/

彼女たちはうれしい「口コミ」を残してくれた

Upon arrival we were warmly welcomed by our host and her mother. The house is simy stunning, as is the small garden. Our room was a fantastic and super clean tatami room, and the dinner was sublime, just like the breakfast. We would definitely come again.
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2023年8月19日

あれから1か月 有斐軒に滞在中

7月24日今年度2回目のツバメの子育てが終わった。6羽の子ツバメは元気よく巣立ちをした。
ベランダの手すりに6羽のツバメは整列していた。
「ありがとうございました」と言っているようだった。
1度巣から離れると2度とは戻らない。今まではそうだった。

巣立ちをしてあくる日、2羽のツバメが火災受信所の札の上に止まりだした。
この2羽のツバメは、もうかれこれ1か月有斐軒をねぐらにしている。
はじめは、
「巣立ちがうまくいかない子ツバメを心配して、母親がみまもっているのかなぁ」
1週間後
「また、巣作りをするのかなぁ」「早くしないと南の国に帰るのに間に合わないよ」
このごろ
「ツバメも高齢化社会かな?」「羽が乱れているから病気かな?」
「わたしと一緒で生きるのに精いっぱいかな?」「子作り卒業かな」etc.

今では帰ってくるとほっとする毎日である。

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