おかみの独り言「あのね」

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2021年6月20日

つばめの巣を見て感じたこと

「壁土はなぁ、つばめの巣を見て考えなったんですで。」
「昔の人は 偉いですなぁ」

改装中、壁を塗りながら出入りの左官やさんはこう言って教えておくれた。
「今は下塗りをして壁を塗るような家はありゃしません」
「寂しいもんですわ、出来るもんもこの若い衆ぐらいの年代ですで」
60過ぎのお弟子さんを見ながらこう言われた。
この頃の家は壁も壁紙になり左官やさんの用も少なくなったそうだ。
でも私は好き 木造の家が。
障子も壁も柱も畳も息をしている。日本の気候にあっている。
もちろん、不便な面もたくさんある。折衷案を模索しながら新しい「家」にしたい。


蛍光灯の上に2度目の巣作りをしているツバメがいる。
下には土と藁がたくさん落ちている。
❝確かに❞  左官やさんの言われたことが理解できた。
土と藁を上手に使ってしっかりした巣を作り出した。

いくつになっても新しいことを知るのは楽しい。

それにしても、
この前、旅立ちをしてからそんなに日にちが立ってない。
こんなんだったら、1回目のあの巣そのままにしとけばよかった。
そうすれば、藁と土といっぱい運んで新しい巣を作る手間がはぶけたのにね。
我が家のリフォームを見習えたかも

まさかまたすぐ帰ってくるとは・・・
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2021年6月20日

今日は父の日

母の日の比べて影が薄いが今日は父の日
日々頑張るお父さんに感謝を込めて「ありがとう」

写真は娘さんがお父さんのために届けられたお弁当
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2021年6月17日

今も現役 チックタック SEIKOUSHA

❝SEIKOUSHA❞

と文字盤の真ん中に刻まれたこの時計は、昭和31年裏の建物を建てたときに付けられた。
ある時、時計の近くに泊まったお客様から苦情がでた
「ボーンボーン」の音で寝られないと・・・

しばらく物置で休んでいた。
現在、改装された玄関サロンで活躍している。
今この時計の上で寝ている私は心地よい。
「ボーンボーンボーン・・・」 あっ 11時早く寝なくちゃ   ごそごそしていると「ボーン」と
11:30分を知らせる。

定期的にねじをかける。この煩わしいと思えるひと手間がゆとりを感じる。

私たちの作る弁当もひとつづつ手間をかけ作り上げる。
ただ、違いがある

SEIKOUSHAはまだまだ現役
私たちの作る弁当は食べたらおしまい

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2021年6月17日

日本には数々の紋がある
それぞれの家の紋は違う。昔どうして決めたのか不思議である。

紋付の着物にはそれぞれ家の紋が染め抜かれる。
それを着ると格式があって背筋が伸びるような気がする。
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2021年6月17日

ツバメの巣立ち-2 寝床

寝床はやっぱりこの家か?

先日飛び立った4羽のツバメは外に寝床を見っけられなかったようだ。
夜になると帰ってくる。
夕方からにぎやかだ。
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